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世界遺産 ◆ 富岡製糸場 ◆

気付けば9月も終わり。


朝晩めっきり涼しくなり、コウロギの音が聞こえてきますね


 

先日、群馬県唯一の世界遺産、『富岡製糸場』へ行ってきました

 

 

 

 

 

  

                 

 

 

 

        ◆ 富岡製糸場のあらまし ◆  (富岡製糸場ホームページより引用)

 富岡製糸場とみおかせいしじょうを建てたのはなぜ?

富岡製糸場は明治めいじ5年(1872年)、明治政府めいじせいふが日本の近代化きんだいか のために最初に設置せっち した模範器械製糸場もはんきかいせいしじょうです。
 江戸時代末期に鎖国政策(さこくせいさく)を変えた日本は外国と貿易を始めました。当時最大の輸出品は生糸でした。

輸出の急増によって需要が高まった結果、質の悪い生糸が大量につくられる粗製濫造問題(そせいらんぞうもんだい)がおき、

日本の生糸の評判が下がってしまいました。
明治維新 めいじいしん後、政府は日本を外国と対等な立場にするため、産業さんぎょうや科学技術の近代化を進めました。

そのための 資金しきんを集める方法として、生糸の輸出が一番効果的だと考えました。

そこで政府は生糸の品質改善(ひんしつかいぜん)・生産向上と、技術指導者(ぎじゅつしどうしゃ)を育成するため

洋式 の繰糸器械(そうしきかい)(そな) えた模範工場(もはんこうじょう)をつくることにしたのです。

なぜ富岡が選ばれたの?

明治3年、横浜よこはまのフランス商館勤務しょうかんきんむのポール・ブリュナ(Paul Brunat)らが 武蔵むさし上野こうずけ信濃しなのの地域 を調査し、

上野(今の群馬県)の富岡に場所を決定しました。

  1. 富岡付近は養蚕ようさんが盛んで、生糸の原料げんりょうまゆ確保かくほできる。
  2. 工場建設けんせつに必要な広い土地が用意できる。
  3. 製糸せいしに必要な水が既存きぞん の用水を使って確保できる。
  4. 燃料ねんりょうの石炭が近くの高崎たかさき吉井よしいれる。
  5. 外国人指導がいこくじんしどうの工場建設に地元(じもと)の人たちの同意(どうい)()られた。

以上のような 理由 りゆう により、富岡に建設が始まりました。

 



           

どんな工場だったの?

富岡製糸場は、殖産興業*1(しょくさんこうぎょう)推進すいしんするために国が建てた大規模だいきぼ建造物群(けんぞうぶつぐん)現存(げんぞん)する産業施設です。

繰糸場そうしじょう は長さ約140.4メートル、幅12.3メートル、高さ12.1メートルで、当時、世界的にみても最大規模でした。
工場建設は明治4年(1871年)から始まり、翌年の明治5年(1872年)7月に完成、10月4日には歴史的な 操業そうぎょうが開始されました。

繭を生糸にする繰糸工場には300人りの繰糸器そうしきが置かれ、全国から集まった工女たちの手によって本格的な器械製糸きかいせいし が始まりました。
 外国人指導者が去った明治9年以降いこうは日本人だけで操業されました。官営期を通しての経営けいえいは必ずしも黒字ばかりではありませんでしたが、

高品質こうひんしつに重点を置いた生糸は海外でも 好評こうひょうでした。
器械製糸の普及ふきゅうと技術者育成という当初の目的が果たされた頃、官営工場の払い下げの主旨しゅしにより、

明治26年(1893年)に三井家に払い下げされました。

その後、明治35年(1902年)には はら合名会社に譲渡じょうとされ、御法川みのりかわ式繰糸機による高品質生糸の大量生産や、

蚕種さんしゅ の統一などで注目されました。

昭和13年(1938年)には株式会社富岡製糸所として独立しましたが、昭和14年(1939年)には日本最大の製糸会社であった

片倉製糸紡績株式かたくらせいしぼうせきかぶしき会社(現・片倉工業株式会社)に 合併がっぺい されました。その後、戦中・戦後と長く製糸工場として 活躍かつやくしましたが、

生糸値段の低迷などによって昭和62年(1987年)3月ついにその操業を停止しました。

その後も場内のほとんどの建物は大切に保存されています。

*1殖産興業・・・生産をふやし、産業をさかんにすること。

 
            

           

現在はどうなっているの?

繰糸場そうしじょう、東・西繭倉庫まゆそうこ、 外国人宿舎(女工館じょこうかん検査人館けんさにんかん、ブリュナ館)等の主要建物(国指定重要文化財)は、

ほぼ創業当初の状態で良好に保存されています。明治政府がつくった官営工場の中で、

ほぼ完全な形で残っているのは富岡製糸場だけです。

 

 

  初めて訪ねたのですけど、

とても楽しく、有意義な時間でした  

 

 行楽の秋、みなさんもぜひ世界遺産を見学に訪ねてみてはいかがでしょうか

 

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2015/09/25