スズキビジネス石油事業部ブログ
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一酸化炭素中毒について

スズキビジネス石油事業部のブログをご覧の皆様、こんにちは!

ガス課の鈴木作武です。


今回はガス器具を安全に使って頂く為のお話です。

皆さんは「一酸化炭素中毒」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。


「一酸化炭素」とは化学式で「CO」と表記され、炭素または炭素化合物が燃焼する際に酸素が不十分な場合に発生する気体です。


この「一酸化炭素」は、猛毒性の気体であり、人体の血液中にあるヘモグロビンと結合しやすいという特徴を持っています。一酸化炭素がヘモグロビンと結合することにより、血液の酸素運搬能力が落ち、最終的に酸素不足となって頭痛・めまい・吐き気・意識障害などの症状が表れます。


(空気中の一酸化炭素濃度により異なりますが、下記の表のような中毒症状が表れます。)


一酸化炭素中毒は、無色・無味・無臭のため知らない間に吸引し、自覚が無いまま危険な状態に陥ってしまうため、別名「サイレント・キラー」と呼ばれています。


全国の食品工場や業務用厨房施設では2016年に9件、20176月末時点で1件の中毒事故が報告されており、発生原因として、経年劣化を起こしている古いガス器具を使用した際に、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生したためとなっています。




食品工場や業務用厨房施設に限らず、古い給湯器や古いガスコンロをお使いの場合は不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒事故を引き起こす可能性があるので、一般のご家庭でも注意が必要です。


 


一酸化炭素中毒防止のためにもガス器具使用時は下記のことに注意してお使い頂ければと思います。


1.ガス器具使用中は必ず、換気を行いましょう。

これからの寒い季節になると、屋内でガスストーブなどの暖房器具をお使いになることが多くなってくると思います。長時間使用時に関わらず、適宜、換気を行い、屋内の空気循環を行うようにしましょう。



2.ガス器具の点検・清掃を行いましょう。

不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生しやすい状況として、炎が赤く見られることがあります。屋内設置のコンロや瞬間湯沸器の炎を確認し、赤く燃えている場合は、点検・修理・器具の交換が必要です。購入先もしくは供給ガス会社に相談しましょう。



3.万が一の場合に備えて一酸化炭素警報器を設置する。

一定量の一酸化炭素を検知した際に警報を鳴らす警報器を設置することにより、事故防止につなげます。弊社でも取り扱いがございますので、設置ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。




メーカーが製造する最新の機器には不完全燃焼防止装置などの安全装置が付いていますが、それでも古いガス器具を使用したり、換気扇が壊れたため換気ができず、一酸化炭素中毒になってしまったという事故が毎年必ず発生しています。テレビや新聞等ではあまり報道されず、世間の方はあまり耳にしないであろう「一酸化炭素中毒」ですが、最悪の場合は死に至るとても怖い事故です。その反面、上記に記載した防止策等により、未然に防ぐことができるものでもあるので、ガス器具使用時等は十分気を付けてお使い頂ければと思います。


石油事業部 ガス課 TEL:053-447-6555


2017/09/28