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2019年01月15日
公式 日記 本社スタッフ
2×4工法が「地震に強い」理由をクルマづくりの目線から見てみると…

スズキハウスで採用している2×4住宅は、地震に強い工法です。スズキハウスではさらに制振ダンパーなども取り入れ、より一層地震への備えを万全にしています。ところで、そもそもなぜ2×4住宅が地震に強いのか、考えたことはありますか?

自動車メーカーとして長年クルマづくりを続けているスズキグループのスズキハウスでは、家づくりに車の足回りに使われているサスペンション技術を応用して開発された制振ダンパーを採用。
ものづくりメーカーとして、確かな住まいの安心を技術と経験で作り上げてきました。

そんな私たちが採用している2×4工法は、高いレベルでの強度が求められる飛行機などで用いられている「モノコック構造」の建築工法。


モノコックのイメージ図
※画像出典/日本ツーバイフォー建築協会

飛行機だけでなくスペースシャトルや新幹線、レーシングカーにも使われているモノコック構造は、外からの刺激を外皮(壁・床・天井)全体で受け止めて、支える構造です。飛行機やヘリコプターの胴体には、びっしりと鋲が打たれています。これは、外から力が加わった時に、1箇所に負荷がかかることなく、面全体で均等に力を支えることができるようにするため。

実際の住宅の外壁に釘を打った様子

2×4工法の家も、6面体の箱型になっているので面全体で外からの力を受けて、力をバランスよく分散。まさにこのモノコック構造の工法で、変形しにくい強度の高い家となっているんです。

スズキの四輪車の多くでも採用しているモノコックボディです。

「モノコック構造に慣れ親しみ、信頼しているからこそ、モノコック構造の2×4工法を選んだ。」

スズキハウスが40年以上前に2×4工法を採用したのも、案外こんな理由だったかもしれません。強い構造で安心を支えているスズキハウスの家づくり。
もっと詳しく知りたい!という方は、ぜひお近くの営業所までお気軽にご連絡ください♪

航空機の胴体には、等間隔で鋲がびっしり

▶︎制振ダンパーについてはこちらから
「プロに聞く!制振ダンパーevoltz(エヴォルツ)開発秘話」
https://www.suzuki-business.co.jp/post/SUZUKIHOUSE/house2/59/