深みのあるルビー色。爽やかな青草のニュアンスが感じられます。
溶け込んだ滑らかなタンニン、豊かな酸味、アルコールのバランスが良い余韻の長いフレッシュでエレガントな赤ワインです。

【チャーニーワイナリー】

チャーニーワイナリーはヴィラーニの町郊外、ヴィラーニ山の東の麓に位置し、まわりにはセラーが広がっています。

ヴィラーニ地方は地中海性気候に最も近く、年間雨量は700ミリ、日照時間は2100時間という
恵まれた気象条件のおかげで質の高いしっかりした赤ワインができます。

チャーニーワイナリーではワインを作るのに最適なブドウ畑で最新設備を使いワイン醸造をしています。

チャーニーワイナリーの前身であるシャトーテレキは1881年にジグモント・テレキによって設立されました。

テレキの名前はウィーン宮廷にワインを納めていたことでも有名でしたが、
フィロキセラ（ブドウの根に寄生しブドウ樹を腐らせてしまう天敵）からブドウを救った救世主としてとして知られています。

フィロキセラは1863年からの10年間で、瞬く間にヨーロッパ中に広がり、一時ヨーロッパのブドウを壊滅の危機に陥れました。

ジグモント・テレキはフィロキセラに耐性のあるブドウ苗を作り出し、ブドウ樹を救いました。

【主任醸造家  ゾルターン氏】

ゾルターンさんはワイン醸造にあたり、ブドウの最大限の可能性、ブドウ本来の香りを引き出すことにより、

フルーティーなワインを大勢の人々に楽しんで欲しいと思っています。

「真に素晴らしいワインとは、どれだけ我々が真摯にブドウ栽培、ワイン醸造に向き合うかにかかっているのです。

私は最高の仕事をしたい。」この言葉からもゾルターンさんの思いが伝わってきますね。